安比高原スキー場は国内屈指の規模と雪質を誇るスノーリゾートです。
2021年-2022年ウィンターシーズン、安比高原スキー場(岩手県)は開業40周年を迎えました!
おめでとうございます~パチパチ
開業の1981年といえば私は小学校低学年。スキー好きの父に連れられて小学校~高校時代まで通い詰め、大学社会人になってからも何度も滞在している思い出満載の安比高原スキー場にひさしぶりの訪問です!
ひさしぶりの安比高原スキー場
マイカーで安比高原スキー場に到着すると、想像通りの豪雪、そして吹雪。
積雪240㎝とのことなので今年の雪の量は例年通りかなという感覚です。
シーズンになると、別にスキーに行くわけでもないのに、新聞で安比と八甲田の積雪量を毎朝チェックしてしまうのがいまだに私の日課(笑)
安比高原のランドマークといえるレモンイエローのタワーホテル、旧安比グランド。
2021年にIHG・ANA系列のリゾート開発企業と業務提携し、ANAクラウンプラザリゾート安比高原という名称になったようです。
ここにも何度も宿泊したな~
私、安比高原の「うさぎクラブ」会員だから誕生月などはかなりお安く泊まれるんですよ。
うさぎクラブ会員、おすすめです。
しかし、本日も、これぞ安比!という猛吹雪だなぁ。雪がピシピシ顔にあたって痛い(^^;
安比高原は晴れると最高のスキー場なんですけど、2月ぐらいまでは晴天率が低いイメージ。
3月になると結構晴れるんですが、そうするとアイスバーンと雪焼けがひどくてかないません。
個人的には2月くらいまでのたまに晴れたときのアスピリンスノーコンディションが好きです(笑)
ちなみに晴れた日の写真があったので載せておきます。
そういえば、スキーセンター内にはいつものクレープ屋さん!
スキーの合間のクレープはとても美味しいのです!
安比に来たら、カレーライス、ラーメン、クレープです!
それから有名な安比高原牧場シュークリーム! 昔はよくお土産に買って帰りました。
「個人ブログに載せる写真撮ってもいいですか?」と伺ったらコスプレお姉さんは「いいですけど…」と苦笑い。実は牛のコスプレに抵抗あるんですか? 似合っていますけど笑
私はスキーセンターに隣接する温泉施設パティオのソフトクリームが一番好きかな。
開業40周年記念イベント
スキーセンターでは開業40周年記念イベントが各種開催されていました。
私はその中でも、歴代鳥瞰図ポスター展を楽しませていただいたので紹介したいと思います。
40年のあゆみ、世界屈指のスノーリゾート開発には大変な苦労があったことと思います。
1985年の鳥瞰図はとても懐かしいですね。
ザイラー、セカンド安比、タワーホテルもまだありません。開業当初に喜々として通っていた頃は、滑走コースも現在の半分くらいしかありませんでした。
当時は鳥瞰図で左からAコース、Bコース…というコース名称でしたよ。
Aコースが現在のハヤブサコース、Eコースが現在のヤマバトコースですね。
当時はシュレップリフトなる、小股にはさんで自走しながら登っていく変わったリフトがありました。
スキルも体格も未熟な小学生の私は、自走バランスを崩してよくすっころび途中離脱したものです。
Tバーリフトなるさらに難易度の高いリフト(腰にひっかけたTバーに押されて自走しながら登るリフト)も存在し、小学生の私は降りるときにTバーが股にひっかかって宙吊りになり大けがしそうになった思い出があります。安比にはずいぶんと鍛えられました(笑)
左のポスターは1984年版。なつかしい~
5.5㎞のダウンヒル!という謳い文句に、子供心に「なげーコースだー、安比すげー」としびれていたのを思い出しました。
次は、左が1985年、右が1986年版ポスターです。
随分と昔のポスターですが、私も何枚かはうっすらと記憶にありますよ。
他にも歴代のポスターがズラリ。楽しい~
この頃はスキー場までの長いマイカー道中で、従兄弟とカセットテープの音楽を聴くのが好きでした。
STYXのMr.Robotとか聞いてマネして歌ってた(笑)
次は1991年の鳥瞰図。
安比高原スキー場の最盛期という印象があります。
駐車場が3000台から5000台に拡張されたにもかかわらず満車となり、駐車場争いの為に早朝のスキー場到着を目指すという盛況ぶりでした。実は、現在の安比高原スキー場と比較しても、コース、リフトの数ともに1991年の方が多いのです。バブル崩壊は始まっていましたが、スキー場はまだまだ元気な時代でした。
しかし2000年代に入ると、リフトで並ぶ、ということはほとんどなくなりました。
リフトの高機能化のほかに、世間のスキー離れが要因にあると思います。
さいごに父とスキーしたのは私が学生時代の1993年。
運動神経抜群だった父がハヤブサコースをやっとこさ滑り降りるのを見て、歳とったなぁと少し寂しく感じたのを覚えています。
今まさに私自身がその年頃になりつつありますが、ハヤブサコースをガンガンすべれるよう筋トレなどで身体能力を維持するモチベーションがあるのは、あの父のやっとこさ滑る背中が眼に焼き付いているからかもしれません。
次は2004年版ポスター。
世間のスキー離れが加速し始めた頃と思います。(スノボー客の割合は増えていたかも)
職場の組合行事で何度か旧安比グランドに宿泊してスキーした思い出がありますが、そうしたスキー行事も2000年代のうちに消滅しました。
次は2005年の鳥瞰図ですが、1991年版と比較すると、稼働率の低いリフトの撤去など規模縮小がすでに始まっているのが分かります。
次は2012年版ポスター。
この頃の安比高原スキー場はアジア系外国人でごった返していました。
国内のスキー離れをインバウンド需要で補おうという作戦です。主に中国、韓国からのツアー客が次々に大量輸送されてきて連泊し、どんどんお金を使ったこともあり、売上的にはなかなか順調だったのではないでしょうか。
そして2021年版ポスター。
スキーヤーではなくボーダーをモデルにし、ツリーラン的な仕上がりを採用しているのが時代を感じさせます。
さいごに
私にとってのホームゲレンデ、思い出満載の安比高原スキー場、大好きです!
人口減少、若者のスキー離れ、渡航制限によるインバウンド需要皆無など、ウィンタースポーツ業界を取り巻く経営環境は困難を極めていると思いますが、これほどの規模、雪質を誇り、豊富な温泉群に囲まれたスノーリゾートは世界屈指であり、東北の誇りです。
これからも安比高原スキー場を応援し続けますよ!
がんばれ~あっぴ~‼
売上貢献したく今回は安比オリジナルTシャツとフェイスタオル買いました~(笑)
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