日本一標高が低い山「日和山」へ登ってきたので報告いたします!
震災の影響で6.05mだった標高が3mに低くなり、それまで日本一低かった大阪の天保山(4.53m)を下回って、2014年4月に国土地理院に「日本一標高が低い山」として認定されました。
日本一標高が低い山 「日和山」に登ろう!
マイカーで仙台新港近くの蒲生干潟を目指して行くと、日和山駐車場という看板が見えてきました。
(駐車場の位置は、七北田川沿いに走ると見つけやすいです)
防潮堤の工事をしているようです。
車を停めて、日和山遊歩道の看板案内に従って歩いてみます。
階段を登って防潮堤の上に出てみると、かつての蒲生干潟と、その奥に太平洋が見えました。
津波の直撃で消滅したといわれる蒲生干潟ですが少し再生されてきたのでしょうか?
(。´・ω・)ん?
長大な防潮堤工事が継続している中、フェンスで仕切られた遊歩道の先に、何やら看板がたっています?
あれが日和山?
おお、やっぱりここですか!
さっき歩いて越えてきた防潮堤の標高の方がはるかに高い気もしますが、そんなデリカシーのないことを言ってはいけません(笑)
こちらは国土地理院に認定されたれっきとした山なのです。
登山口に到着です。
よく見ると9合目と標記があります。
そういえば車でここに向かっている道中に7合目とかいう看板の施設がありましたな。
どこが何合目かもう少し詳しく知りたいところです。
案内板をみると、今年の山開きはまだのようなので、アタックするのは危険ですかね?
でも小生、こう見えて、一応アルプスをソロで歩ける程度の登山経験を積んでおります。
てんくらも「A判定」ですから登っちゃいましょうか!
(登山届を出していないのが気になります)
登り始めると…おっと! クマ出没注意ですよ、あぶないですよー
落石注意だ! これはものすごく危険ー
しまった! ヘルメットしてこなかったな。
途中、道に迷いそうになりましたが、やっとピークが見えてきました。
ふう~、なかなか危険な登山でした。
山頂で記念撮影しました。やったね!
蒲生干潟の再生状況は?
日和山山頂からは蒲生干潟を見おろせます。
震災以前の蒲生干潟は、ハゼやカレイ釣りができるほどの豊かな生態系がありました。
植物もけっこう生えていた記憶があります。
これから何年かかるかわかりませんが、またきれいな干潟が再生されることを願っています。
さて、無事に日和山から下山できました。
幸い、私はクマにも落石にも遭遇しませんでした。
看板の説明によると、高砂市民センターに行くと登頂証明書を発行してもらえるそうです。
もしかして高砂市民センターが1合目ですか?
向洋海浜公園からサーフを眺める
下山後に、近くの向洋海浜公園に立ち寄ってみました。
仙台新港のサーフにもアクセスできる大きな無料駐車場があり、サーファーにも人気のスポットです。
今日は天気が良く波が穏やかですが、サーフィンをしている人達がけっこういます。
ウェットスーツを着ていると寒くないのでしょう。
南側を望むと、延々と県南までサーフが続きます。
初夏のマゴチやヒラメのルアー釣りに良いかもです。
公園内に詳細な解説の震災伝承版がありました。
この辺りはひどかったですからねぇ…
天然温泉 海神の湯 ドーミーインEXPRESS 仙台シーサイド
日和山登山や向洋海浜公園で遊んだ後は、近くの天然温泉「海神の湯」で汗を流すのがおススメです。
2017年8月にオープンしたばかりのきれいでとても快適な温泉付きビジネスホテルです。
泉質は海沿いの温泉地にありがちなナトリウム塩化物泉。
よく温まり、露天風呂が広くてのびのびできます。ロウリュウサウナの設備がきれいで、サ活も整います。
風呂上がりの休憩場所ではたくさんの備付け漫画本を読めるのもGOODです。
日帰り入浴大人¥1070とお高めなのが気になりますが、ガチャガチャ混んでいなくて、ゆっくりと大人な湯あみができると思います。
さいごに
日本一標高が低い山「日和山」登山、楽しかったです!
次回は積雪期に挑戦してみましょうか(笑)
やはりアイゼン、ピッケル必要ですか? 雪崩対策も?(笑笑)
山をなめちゃいけませんよ。
コメント