私は、ご多分にもれず、ゲームにハマった少年のひとりでした。そのハマり具合を、パソコンゲームに焦点を当てて、時代を追って振り返ってみたいと思います。(ファミコンなどの家庭用ゲーム機を除く)
わかる人には「わかる~」って笑えるかもしれませんが、わからない人にはさっぱりわからないレトロゲーム・オタクネタばかりですみません。
ちなみにネコのゲームといえば「にゃんこ大戦争」推し。戦えない優しすぎるにゃんこサスケの昼寝。
電子ゲームのきっかけは任天堂ゲームウォッチ
小学校低学年、1980年に発売された任天堂のゲームウォッチは私が大好きな電子ゲームでした。ゲームウォッチといえばオクトパス、ファイアーパニック、ドンキーコングなどが記憶にあります。私は近所のお金持ち?の友達の所でプレーさせてもらって胸をときめかせていました。
1982年にバンダイからLSIゲーム機の傑作「クレイジー・クライミング」が発売されました。2本のレバーをカクカク動かして障害物を避けながら高層ビルの登頂を目指す専用ゲームです。当時8,200円もしたこのゲームを誕生日に親から買ってもらいましたが、何故あの貧乏だった時代にあんな高価なおもちゃを買ってもらったのか、何かのご褒美も兼ねてだったような気もしますが、今となっては記憶が定かではありません。でも、はじめて買ってもらった電子ゲームとして覚えています。
小学校時代はPC6001mk2
私が小学校高学年のときに父が仕事の関係もあって自宅にパソコンを買ってきました。1983年に発売されたNECのPC6001mk2という8ビットパソコンです。3重和音PSG音源、RGBディスプレイのグラフィック、しかもしゃべる機能までありました。武田鉄矢のCM起用で一世風靡し、パピコンの愛称で世間から親しまれました。
私も雑誌に掲載されているBASICのソースコードを打ち込んでゲームを作成して遊んだりしました。おかげで、小学校高学年には数当てゲームぐらいは即興で作成できるようになっていました。放課後に校長室のパソコンで数当てゲームのプログラムをさらさらっと組んで、先生にプレーしてもらった時の先生のたまげた顔は今でも忘れません。
1983年7月、同時期にファミリーコンピュータが登場すると、家庭用ゲーム機も普及し始めますが、パソコンゲームは少し毛色が異なるため別モノとして進化していったと思います。
PC6001mk2ですが機能のわりにホビーユースとしてはがんばったパソコンという印象があります。ハイドライド、ザ・ブラックオニキス、信長の野望、トリトーン、サラダの国のトマト姫、デゼニランド、リザード、タイニーゼビウス、オホーツクに消ゆ、といったたくさんの名作をプレーすることができました。
小学校6年生になると、担任の先生がPC8801mk2、近所の友達のお父さんがPC8801mk2SRを入手しました。PC88シリーズの出現でパソコンゲームのおもしろさが格段にあがりました。私の自宅にはPC88シリーズがなかったため、私は友人知人の家に遊びに行って長時間プレーする迷惑な友達と化しました。
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