F1イモラの悲劇「音速の貴公子」セナを偲ぶ

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きょうもサスケはソファを独占。サスケもラムもいつでもステイホームだから何も変わらない日常です。

ネコ足といえばプジョー? セナ足といえば?

ソファのサスケ

1994年5月1日 F1イタリア・サンマリノGP イモラの悲劇

26年前の今日、1994年5月1日、F1イタリア・サンマリノGPのイモラサーキット高速コーナー・タンブレロで、セナが亡くなるという衝撃の事件が起きてしまいました。世界で人気も実力もトップのドライバーのその早すぎる突然の出来事に、その頃大学生だった自分がとてもショックを受けたのを覚えています。

そもそもサンマリノのイモラサーキットは直線がほとんどない平均時速200㎞を超す高速サーキットで、コース幅が狭くアップダウンが多いため、クラッシュが多発することでも有名でした。1987年の予選中のピケのクラッシュ、1989年のベルガー炎上、1990年の中嶋悟、マルティニのクラッシュ、1994年4月セナの一件の前々日29日はバリチェロ大クラッシュ、前日30日は予選中にラッツェンバーガーが亡くなるという悲劇。F1に熱狂すると同時に、ものすごく危険なスポーツだという認識がありました。

私がF1 のファンになったのは高校生の時です。クラスや部室で何かとF1の話題で盛り上がりました。古舘伊知郎の解説やドライバーの異名もおもしろかったですし、年間16戦あるF1とともに世界各国の主要都市や気候、文化、グルメを学び、憧れました。F1と関係ありませんが、アメリカ横断ウルトラクイズでアメリカの地域文化を覚えましたしね。

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1991年開幕前のF1概況を懐かしむ

自宅の本棚には今でも1991年版F1資料集(CBSソニー出版)があります。チームとドライバーの名前を眺めているだけでもワクワクしてきます。同世代なら同じようにワクワクする人も多いのではないでしょうか?

その資料集の中で、DRIVER、ENGINE、CHASSIS、MANAGEMENTの4項目400満点で代表的なチームの戦闘力が分析されていたのが当時を懐かしむ(飲みながら話す?)のにとても役立つので、私なりのコメントをつけてメモしておきます。ドライバー年齢は当時。

マクラーレン・ホンダアイルトン・セナ(31歳)、ゲルハルト・ベルガー(31歳)
ロンデニス率いるホンダV12エンジンを搭載した当時のトップチームでした。音速の貴公子・白昼の流れ星・ポールポジションの狩人セナ、女好きのチロリアン・F1界のエロティカセブン・地獄からの帰還兵ベルガー。ちなみに「セナ足」とはアクセル操作を1秒間に6回行うセナの特徴的なドライビング技術で、効果のほどはセナが天才すぎて凡人には不明。
D95、E94、C93、M95 戦闘力377

ティレル・ホンダステファノ・モデナ(27歳)、中嶋悟(38歳)
しこしこ走る納豆走法…頼むから少なくとも完走してくれと毎度ハラハラ。
D90、E92、C93、M90 戦闘力365

ウィリアムズ・ルノーナイジェル・マンセル(37歳)、リカルド・パトレーゼ(36歳)
UFOに乗った原始人・荒法師・暴れん坊将軍・俺を誰だと思ってるんだ走法感情的なマンセル、ミスターセカンドドライバー・史上最強の脇役・錆びない鉄人・冷静温和な私のような?パトレーゼの組み合わせが魅力的なチームで、当時のレースをとても盛り上げました。
D93、E90、C91、M93 戦闘力367

ベネトン・フォードネルソン・ピケ(38歳)、ロベルト・モレノ(32歳)
スピードと女の漂流者・天才ピケとセンスのモレノ、ブラジル子弟コンビ、F1ランバダブラザーズ。マシンのベネトンカラーがおしゃれ~
D93、E90、C93、M93 戦闘力369

フェラーリアラン・プロスト(36歳)、ジャン・アレジ(26歳)
マクラーレンを倒せるのはこのチーム、当時F1史上最多44勝プロフェッサー・F1勝利の方程式プロスト、若手No1怒りのタバスコ走法・フェラーリをロデオする男アレジ。
D94、E95、C96、M93 戦闘力378

ローラ・フォードエリック・ベルナール(26歳)、鈴木亜久里(30歳)
非力なCHASSISをドライバーの技術でカバー、F1ネオジャパネスク・F1エキゾチックジャパン亜久里は’91日本GP3位の実績。
D90、E75、C88、M85 戦闘力338

レイトンハウス・イルモアイヴァン・カペリ(27歳)、マウリシオ・グージェルミン(27歳)
チームカラーのマイアミブルーがかわいい。レイトンハウスが日本企業だということは大人になるまで知りませんでした(^^;
D90、E83、C88、M86 戦闘力347

ブラバム・ヤマハマーティン・ブランドル(31歳)、マーク・ブランデル(24歳)
名門チーム。名前がややこしくてドライバーの区別がつくまで時間がかかりました。走る新橋のサラリーマン・パドックに敵なしブランドル、顔面バッキンガム宮殿ブランデル。
D85、E85、C88、M85 戦闘力343

リジェ・ランボルギーニティエリー・ブーツェン(33歳)、エリック・コマス(27歳)
実績十分もマシンに恵まれず。インテリジェンス走法・振り向けばブーツェン!
D88、E83、C85、M88 戦闘力344

ロータス・ジャッドミカ・ハッキネン(22歳)、マーティン・ドネリー(26歳)
かつての名門チームも苦難の時代。空飛ぶフィンランド人・北欧の貴公子ハッキネン。
D75、E70、C70、M75 戦闘力290

ミナルディ・フェラーリピエルルイジ・マルティニ(29歳)、ジャンニ・モルビデリ(23歳)
フェラーリV12エンジンとグッドイヤータイヤで強化するもなかなか振るわず。
D88、E90、C88、M90 戦闘力356

F1ファンブック1991

1991年はセナとマンセルの戦いになり、最終的にセナが第15戦鈴鹿で生涯最後のドライバーズチャンピオンを決めました。そして一方では、ピケ、中嶋が引退、新勢力としてその後活躍していくシューマッハ、ハッキネンがデビューしました。

最近のF1は?

F1の日本における人気は、’90年代のバブル経済崩壊や話題の中心だったセナが亡くなって縮小し始め、2011年フジテレビの地上波中継撤退ですっかり下火になりました。

私も新聞や雑誌のスポーツ欄を眺めて、アレジとゴクミうまくいっているのかな?、とか、赤き皇帝シューマッハの体調大丈夫かな、とか、今回のレースはハミルトンが勝ったな、とか、ベッテルが勝ったな、とか、日経新聞はベッテルじゃなくてフェテルと記述してるのか、とか、北欧のシルバーウルフライコネンかっこいいな、とか、そのぐらいしか意識しなくなりました。(ちょこちょこ意識しているとも言えるか?)
今年の年始(2020年1月4日)にはF1解説おなじみの今宮さんも突然お亡くなりになってしまいとても残念です。

それでも毎年ゴールデンウィークになるとセナを思い出すのは、当時は学校やなんかでF1 にみんな夢中になってワイワイ楽しんでいたからです。昔のF1情報通の友人のことも思い出されます。セナや、当時の話題豊富な個性強い変人・奇人・ハンサムドライバーにはそんな良い思い出をつくってくれて感謝です。

新型コロナ感染拡大の影響でF1の世界も今後どうなるかわかりませんが、また楽しかったあの頃の熱い戦いが復活する日が来ればいいなと思います。

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