2015年2月、岩手県盛岡市の岩洞湖でワカサギ釣りをしてきましたのでご報告いたします!
本州一の厳寒地 岩洞湖
岩洞湖は、水力発電のために人の手によって造られたダム湖で、周囲には豊かな自然があり、夏はキャンプ、冬はワカサギ釣りでにぎわう名所です。
そして、冬は本州一の厳寒地として有名です。1945年1月に気温氷点下35度という本州最低記録をたたきだし、現在でも氷点下20度台はよくあるようです。北海道内陸とあまりかわらないとのことです。
今は何度? 氷点下8度くらいですね。
岩洞湖レストハウスで受付して外に出ると、おーさぶい。
想定通り寒いですが、防寒着完全武装ですので行けます。長い渡り橋を歩いてドーム船へ向かいます。
昨夜からの積雪があり、足元の水面が凍っているのかどうかわかりません。視界が悪いですが、遠くの方で氷上穴釣りと思われるテントが4~5張見えますからあの辺りは確実に凍っているのでしょう。天気が悪くて大変ですね。
快適なドーム船でのわかさぎ釣り
ドーム船に入ると、わー暖かい~、こういう感じなんですね。ストーブもついているしこれなら快適です!
早速、レンタルロッドのさびき針にエサをつけてたらします。エサは紅さし。
岩洞湖にはいろいろなポイントがあり、レストハウス前は20mぐらいの水深があるようです。上下に仕掛けを動かして魚のタナを探すと同時にアピールします。
座布団に暖かい缶コーヒー。あー快適だ。落ち着く。
すると、ロッドの先が・・・ちょいちょい、ちょいちょいっと動きます!きた!
いえーい。釣れました。地味だけど楽しい~
しかし、このワカサギ釣り。やってみると釣るためには考えることが結構多くて大変なのです。特にこの日は天気が荒れていて(釣れない原因かどうかわかりませんが)、水深があるポイントでもあり(つまり探らなければならないレンジが広い)、魚の食いがしぶくてなかなか釣れません。ワカサギの群れは、朝は表層、日中は底層、夕方は中層で回遊するらしいですが、そういう知識がホントかどうかも検証しながら、紅さしに切り込みを入れてみたり思いついたことをあれこれ工夫して狙い続けます。
ときどきアタリが連発するので、そんなときは湖の底付近を群れが回遊してきていると思われるのですが、そのチャンスタイムに集中して、食い渋るワカサギをなんとかだまして食わせる戦いです!
仕掛けを上下に動かしての反射食いを誘い、数匹釣れたまでは良かったのですが、後がなかなか続きませんでした。他の常連さんと思われる方々も同じような状況でしたので、「釣れない日」ということで納得しましょうか。
お昼ごはんはレストハウスで出前を受け付けていたので利用しました。私はアツアツのカレーを頼みました。身体が温まって美味しいです~
ときどき良い型が釣れます。
夢中になって釣りをしていたらあっという間に時間が経ちました。ワカサギ釣りは釣れなくてもなんだか楽しいですねぇ。外に出てみると天気がだいぶ回復して視界が良くなっていました。
岩洞湖までの雪道の運転技術と防寒装備は必須ですが、それ以外は手ぶらで行っても竿からすべてレストハウスでレンタルでき、わからないことはスタッフさんがなんでも親切に教えてくれますので、ドーム船でのワカサギ釣りは比較的お手軽なレジャーだと思いました。ちょっと値段が高いかな? マイロッドを持参すればもう少し費用は抑えられますね。
釣れたワカサギの無料調理サービスもやっているようですが、今回は調理してもらうほど釣れませんでしたので家に帰って料理します(^^;
みなさんも冬の風物詩への挑戦してみてください。
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