2013年5月ゴールデンウィーク、釣り好きの親戚のおじさんに誘われて、神奈川県横須賀市久比里のカワハギ釣りへ行って来ました。
カワハギ釣りは初めてだったのですが、これがとても難しい釣りで悪戦苦闘、その様子を報告したいと思います!
カワハギ釣り
釣り好きな親戚のおじさんがカワハギ釣りに通っているという話はよく聞いていて、私も機会があれば行ってみたいという気持ちがありました。場所は神奈川県横須賀市の久比里というところです。久比里と言えば、千葉の館山での大学の春合宿から川崎のアパートへ帰るとき、先輩に誘われて何人かで東京湾フェリーに乗り、神奈川県側の到着ターミナルが久比里港だったという楽しい思い出があります。
今回、ゴールデンウィークに私が東京に遊びに行く話を聞きつけたおじさんは、すぐにカワハギ釣りの手配をしてくれました。
朝早くおじさんの車で東京を出発し、お世話になる久比里の船宿・山下丸さんのところへ到着したのは6時頃でした。すでに出船前の受付や仕掛けの準備でにぎわっています。
山下丸さんではカワハギの他、シロギス、カサゴ、メバル、イカなどの仕立船・乗合船もやっているようです。JR、京浜急行の久比里駅から徒歩6分というアクセスの良さもあり、創業60年以上の人気の老舗釣り船宿です。
左の船で出船します。男女トイレ別で、キャビンで休憩もできる大型船です。
平作川を下り、浦賀水道を抜けて外海へ。ポイントまでそれほど距離は走った感じはありませんでした。三浦半島や房総半島が近くに見えています。天気が良くて波も高くなく、いい感じの条件です。早速、釣り開始!
エサは剥きたての鮮度の良いアサリを使います。
アサリをつけたら投げて着底させ、オモリで底をたたいてカワハギを誘います。
カワハギは好奇心旺盛な魚なので、誘いに近づいてきたところを食わせて釣るのです。
さっそく名人のおじさんが釣りあげました!
しかし、私にはさっぱり釣れません。なぜ??
釣っているうちにだんだんわかってくるのですが、エサのつけ方、食わせ方、あわせ方がとても繊細なのです。大雑把にやっていいのは小突きアピールですが、それをやってるうちはカワハギを寄せることはできても食わないので。ラインをたるませたり、聞き合わせしたり…あれこれやってみて、釣りあげるまでに苦労しました。
やっと釣りあげた満足の1匹!
周囲でもどんどん釣りあげています。しかし、私はなかなかうまくいかず、かなりの数のカワハギをバラシていました。アタリを感じてはいるのですが、のらないのです。あわせるタイミングやあわせ方を誤ると、カワハギはアサリを吐き出してしまい、針にかからないのです。
ロッドを通して手から伝わるイメージでは、アサリも針もカワハギの口の中に入っていると思うんだけどなぁ。さすが「エサ取り名人」。だからと言って、エサが取られたくない一心で早く合わせると全くかからない…ホント難しい。
デカいの釣れてますね!
結局私は、ポツリポツリとまぐれで釣れはするものの、最後まで釣れるパターンを理解できませんでした。誘いは効いているし、アタリもわかるし、食わせてもいるが、針にかからない…という感じですね。
しかし、このゲーム性が釣り人を熱くさせるんだなということはとてもよく理解できました。次回機会があればもっといろいろ試して釣果を伸ばしたいです。
お料理教室
カワハギはその名のとおり皮を剥ぎます。べろべろ~ってこれは意外に簡単に剥げます。
肝(キモ)です! カワハギの刺身を、肝を溶かした醤油で食べるのが一番好きです。
あら汁も作りました。
肝心の出来上がり写真を撮らずに食べてしまいました(^^;
宮城でカワハギ釣りの練習しようと思っても、こちらでは狙って釣っている人ほとんどいないです。東京に遊びに行ったときには、ぜひまた挑戦したい釣りのひとつです!
おじさん、ありがとうございました。
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