「奥穂高岳&涸沢カール!初めての北アルプス3,000m級挑戦の旅」
第3回は、帰路の観光、太平洋フェリー「いしかり」での船旅をメインに紹介します!
温泉は、上諏訪温泉、片倉館に立ち寄ります。
涸沢小屋~上高地~上諏訪温泉 片倉館
2013年8月13日、涸沢小屋、早朝、寝苦しさで目が覚めました。
というか、1時間おきに廊下や玄関や外をうろうろして一晩明かしたような、そんな寝不足の朝でした。
朝食をいただくと、荷物をまとめて下山を開始しました。
登りに比べて下りの苦労はそれほどでもなかったですが、距離が長くて歩くことに少々飽きてくるという別の問題が(^^;
行きではスルーした明神池に立ち寄ってみました。
静かで神秘的な雰囲気です。魚がいますね、イワナでしょうか。
きれいな景色で日本じゃないみたいです。
もう完全に歩くことに飽きて、歩きたくない、と思った頃に上高地に到着し、最後に、河童橋から穂高連峰の見納めをしました。
上高地バスターミナルでバスに乗り、沢渡駐車場でマイカーにたどり着くと「ホッとした」というのが正直な感想でした。我ながらよく行ってきたなぁ。
マイカーに乗り込み、疲労と安堵感で気が抜けた状態で運転開始。
帰りは名古屋港から仙台港まで太平洋フェリーを予約しています。フェリーの出発は明日の夕方なので、時間はたっぷり余裕があります。
丸3日間、風呂に入っていないので(ウェットティッシュで拭いてはいる)
とりあえず、 温泉! 温泉! 温泉!
以前から目星をつけていた上諏訪温泉、片倉館に向かいました。
片倉館は、昭和初期まで絹の輸出で力のあった片倉財閥が社会貢献のために建設した温泉施設ということです。
ここの千人風呂は知人からオススメだよ聞いていたので楽しみにしていました。
ステンドグラスや彫刻で飾られた独特な雰囲気の浴室には大きな大理石浴槽があり、単純温泉がたっぷり満たされています。1.1mと深さもあるため、水圧で疲れた筋肉がマッサージされて気持ちいい! 底には玉砂利が敷かれていて、自然に足つぼマッサージも!
ふぃ~、って感じで、身体が伸びていきます。
昭和初期のこの建物は国指定重要文化財に指定されているそうです。
温泉に入ったらもう出来上がってしまい、その後がんばって運転したものの名古屋の手前で力尽き、この日は中央自動車道の恵那峡サービスエリアで仮眠をとりました。涼しくて静かで、涸沢小屋よりよく眠れました(^^;
名古屋港周辺~太平洋フェリーいしかりの船旅
翌朝、名古屋のコメダ珈琲で本場のモーニング体験をしました。
いろんな方々が朝の時間を過ごしていました。名古屋文化を味わいます。
昼は名古屋港水族館の近くのショッピングモールで手羽先など食しました。
しかし、名古屋は暑いですね! 40度だそうです!
正直、穂高を登っているよりきつくて、北国仕様の私の身体は、屋外では30分も持ちません…
名古屋港停泊中の乗船予定の太平洋フェリー「いしかり」。客船って青函連絡船くらいしか経験ないけど、かっこいいなぁ。
マイカーを積載した後、乗船して船内散歩。想像以上に立派な船だわぁ。
宿泊フロアはきれいなビジネスホテルのようです。
部屋は1等インサイドを予約していました。もし、アウトサイドの部屋が取れれば、窓から海が眺められるという違いがあるようです。
デッキに出てみると名古屋港が一望。
それでは仙台港を目指し、1泊の船旅にしゅっぱ~つ!
潮風が涼しくて気持ちいい! 日中の殺人的な暑さでまいってしまった身体を優しく癒してくれます。
夕暮れの名古屋港を航行中。
橋の下の通過、なんかかっこいい。
工場地帯通過中。キリンみたいのがたくさん。
船内にはゲーセンもありました。
シアターもあります。
大好きなお風呂! さっそくいただきました。船が波に揺れるたびに、浴槽のお湯も、たっぷんたっぷん揺れる~。新鮮でおもしろかったです。
風呂でさっぱりしたら待ってました夕食だー
とても広い夕食会場。
バイキングー
いろいろ食べれて楽しいー! ステーキが美味しくて何枚も食べてしまいました。
朝食もよかったです。
窓から太平洋を見ながら食べられます。
仙台港から名古屋港へ向かう姉妹船「きそ」との洋上でのすれ違い。房総半島沖?
かっこいい~ 意外と速い~
夕方、あれは牡鹿半島、金華山あたりかな?
仙台港が見えてきた。ああ、もう着いてしまう…
船旅、予想以上にいいなぁ。もっと乗っていたいです。
最後はゆったりと仙台港へ入港し無事に帰還しました!
憧れの涸沢カール、奥穂高岳登頂、絶景、温泉、船旅、etc. 盛りだくさんの旅でした。
・サービス付き小屋泊は売店が利用できるため、シングルバーナー等は出番がなく荷物が重くなるだけだった
・山小屋には安眠グッズ(耳栓とか)が必要かも、でも効かないかも?
この旅の実現に協力してくれた妻や友人、貴重な経験すべてに感謝します!
そして最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました‼
おわり
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