山形の蔵王温泉は、冬のスキーは勿論ですが、春は新緑、夏は登山、秋は紅葉など、どの季節に訪れても大自然と温泉を楽しむことができます。
今回は、蔵王温泉街にある雰囲気抜群の共同浴場とグルメ情報を併せてご紹介いたします!
手打そば 竜山
とりあえず、仕事が休みで朝ゆっくり起きたので、ドライブしながら蔵王温泉だけ入ってこようかなぐらいの軽い気持ちで出発しました。
そしたらいきなりもう昼ですね。
蔵王方面ならお昼はやっぱり手打ちそば「竜山」かなと。近くにそば処「三百坊」という古民家風の立派な高級蕎麦屋さんもあります。どちらも素晴らしい蕎麦屋さんですが、個人的な好みでしょうけど、私は竜山に立ち寄ることが多いです。
山形自動車道・山形蔵王インターチェンジを下りて、蔵王温泉方面へ西蔵王高原ラインを走っていくと、しばらくしてのぼりが見えてくるので案内に従って農道に入っていきます。のどかな集落の細い道をゆっくり進んでいくと手打そば「竜山」があります。
お蕎麦の香りが強く、細切りでつるっとしていてコシがあり、とても美味しいです。さっぱりしているので最後までさわやかに食べきれます。今回の写真にはないのですが、サクサクした季節の食材の天ぷらもとても美味しいので、ちょっと値段高くてもいいなら、ぜひセットで食べることをオススメします。
蔵王温泉 共同浴場
美味しいお蕎麦でお腹が満たされたら、温泉へGO!
駐車場は、温泉街に近い、いつもの蔵王温泉中央ロープウェイの町営駐車場にしました。蔵王温泉には、川原湯、上湯、下湯の3つの共同浴場があります。
川原湯共同浴場
無人なので、大人200円を入口備付の箱に投入してから入浴します。
泉質は、酸性・含硫黄ーアルミニウムー硫酸塩・塩化物泉です。
ここはいつ来ても熱い。間違いない。必ず熱い。
あっ、あっぢ~な~
ひとりごと言いながら温泉にゆっくり足を入れていくと、激アツ!
この熱さに耐えてこそ新鮮な温泉を味わえるのだと言い聞かせ、心頭滅却してそろりそろりと身を沈めるも1分持ちません。スローライフがモットーですから・・・無理しないんです(笑)私は肌の色が白いので瞬間的にゆであがり、全身ピンク色になったのでした(^^;
浴槽のへりに腰を掛けて、ふぅっとひと休み。静かな雰囲気をひとしきり味わったら移動します。
上湯共同浴場
3つの共同浴場の中では最も大きい上湯共同浴場は、温泉街の坂を登り切ったところにある須川温泉神社のふもとにあります。蔵王温泉は、須川温泉神社が創建された平安時代には確実にあったようで、伝説をもとに算出すると開湯1900年以上とか。歴史がありますね~
上湯共同浴場も200円を入口備付の箱に投入してから入浴します。
木造でできた湯小屋の中はけっこうきれいで明るい印象です。青みがかった半透明の源泉が満たされ、硫黄の匂いが雰囲気を盛り上げます。
泉質は、川原湯共同浴場と同じ、酸性・含硫黄ーアルミニウムー硫酸塩・塩化物泉ですが、源泉はそれぞれで異なるようです。
ふつうの温泉よりは熱めですが、川原湯共同浴場ほどの激アツではなく、ちりちりと肌の奥が活性化するような、心地良い熱さが気持ちいい~
私は、当地の歴史に思いをはせながら、時間がたつのを忘れて、のんびりと温泉を味わったのでした。
千歳山のこんにゃく
山形自動車道・山形蔵王インターチェンジの近く、山形県庁のあたりに千歳山という昭和元年創業の老舗のこんにゃく屋さんがあります。仙台への帰り道はここに寄って、味噌でんがくを食べるのが私のお決まりのコースです。
古民家風の店内には、広い土間に火鉢や薪ストーブがあり、とても落ち着きます。
食べているのは玉こんにゃく。他にも様々なこんにゃく料理があります。玉こんにゃくが山形のソウルフードとは最近まで知らなかったです。
温泉にグルメ、山形の日帰り半日旅、ととのいました!
さあて、満足しすぎて運転中に眠くならないよう、コンビニでホットコーヒー買って帰ろうかなっと。
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