引き続き、第1回山の日の北穂高岳チャレンジの様子をレポートします!
記事には素敵な徳澤園、戸倉観世温泉も登場します!
氷壁の宿「徳澤園」
私は十分に北穂高岳山頂の絶景を十分味わった後、涸沢ヒュッテに下りました。涸沢ヒュッテの売店では、別のTシャツ買っちゃいました!こちらは漫画「岳」の石塚真一先生がデザインしたもので、三歩らしき人物がヤッホーしています。
当初は北穂高岳から下山した日は涸沢に宿泊しようと考えていましたが、時間と体力に余裕があったので、気になっていた徳澤園にダメもとで宿泊できるか電話してみました。すると、なんと「おひとり様宿泊可能です」の回答!
第1回山の日の翌日で混み合っているにもかかわらず、人気の徳澤園の予約が取れたのはラッキーでした。小屋の方のお話によれば、登山者の体調や都合で、当日キャンセルになることはまぁまぁあります、ということでしたので、気になる方は「当日ダメもと電話」狙ってみてもいいのかもしれません。
徳澤園は、井上靖の山岳小説の名作「氷壁」に登場する徳澤小屋のモデルです。
噂にたがわぬ素敵な雰囲気。
優雅な家具がならび、とても山小屋という言葉があてはまりません。
しかも、徳澤園では沸かし湯のお風呂に入ることができるのです!
「まもなく団体さんが到着するので今のうちにお風呂入っちゃってください」と親切に勧められ、貸し切りでお風呂をいただいてしまう幸運ぶり。2日間の疲労をお風呂で癒した後は、徳澤園に隣接する徳澤キャンプ場をぶらぶら散歩して過ごしました。
徳澤園から少し離れた場所はテントスペースが空いているようです。
おまちかねの夕食時間。
見てください、山小屋とは思えないこのおしゃれなディナー、このボリューム!
全部がとても美味しい!
宿泊は、相部屋のひとりBOXというカプセルホテルのような部屋で料金1万円ちょっと。空調がないため、寝苦しく、夜たびたび散歩に外に出て身体を冷やして寝る、を繰り返しましたが、そういうことも含めて、とても楽しく思い出に残る素敵な山小屋でした。私の中での徳澤園の評価は絶大なものとなったのでした!
温泉銭湯 戸倉観世温泉
仙台への帰りに、温泉マニアの間での評価が非常に高いことで有名な戸倉観世温泉に立ち寄りました。
温泉銭湯のため料金300円と安く、地元の方もたくさん来ていることから愛されている様子がうかがえます。泉質は単純硫黄泉。ほのかに硫黄臭がし、なめらかな肌さわりで、きれいなグリーン色なのが特徴的です。良質な源泉がざぶざぶ豊富に投入されているためお湯が活きています。かつ、気楽に入浴できる敷居の低さ、昭和の良き時代の生活感、などが人気の秘密かなと感じました。
近くに行ったらまた寄りたい良い温泉ですね!
北穂高岳への挑戦をそれほど苦労せずに無事成功させ、意気揚々と帰宅の途に着いた私ですが、この時、困ったことに、次なる目標「剱岳」への気持ちがふつふつと大きくなってくるのに気づいていました。
この気持ちどうしよう…ってやるしかないでしょ!っていうかやらなきゃ気が済まない性格なのは自分自身がよく分かっているのです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
おわり
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