この場所はヒンヤリしていて気持ちいいぞ
2020年6月9日、我が家に仙台市から新型コロナウィルス感染症の緊急経済対策にもとづく特別定額給付金申請書類が届きました。
やっと届いたなぁ、という印象です。
ニュースなど見ていると、この特別定額給付金に関するごたごたも大変でしたね。
国会では、10万円支給する話が出た後、金額が1万2000円に変更されたり、対象が所得減少世帯だけになったり、お金じゃなくてあろうことかお肉券お魚券になったり(この時は笑ってしまった)、一周まわって戻ってきて、当初の一人10万円に落ち着きました。(‘◇’)ゞ
オンライン申請のシステム不具合も深刻です。要件定義とかUIそっちのけで見切り稼働した感あり。先日ローカルニュースで行政の担当者の方が「オンライン申請は対応が大変なので、みなさんぜひ書類申請でお願いします」って呼び掛けていましたね(^^;
今頃、行政のシステム担当者は「どうしてちゃんとつくらないんだ‼(怒)」、システムベンダー「そちらから提示された仕様どおりです。仕様変更なら追加費用が発生します」なんて言い争いをしているのでしょうか?
自分が行政の担当者だったらと思うとゾッとします。お疲れさまです。
申請書作成をやってみましたが簡単でした。
給付スキームは世帯主を中心に作られたようです。
「世帯主と人間関係がうまくいっていない世帯構成員の方は給付金の受け取りが大変なのでは」という議論はどうにも解決ならなかったんですね…世帯主がひとりですべて手続きして世帯全員分のお金を自分の口座で受け取ることが可能ですから。
そもそも世帯主ってなんだ?という疑問も多少あります。
この個人社会においてわかったようなわからないような概念。「世帯の中心となる者」という定義であれば、世の中の世帯を取り仕切っているのは、仕事にかまけて飲んで帰ってきて家のことをほとんどしない亭主ではなく、家事全般と子供の育成を取り仕切っている主婦ではないのか、と思うところもあります。
それから、会社の住宅手当なんかでも支給条件に世帯主とあったりしますが、共働きで奥様の方が世帯主として手当支給申請をしたのに「奥様は世帯主ではない」などといつの時代かわからないような論理で承認されず、もらえなかった人を私は知っています。その旦那さんが勤務する会社では住宅手当そのものがなくて、結局そのご夫婦は一銭ももらえませんでした。これ変ですね!
行政の住民票には世帯主を誰にするか選んで登録できます。世帯主は奥様で何ら問題ありませんし、なんなら旦那さんと2名登録することも可能らしいです。
先日、アベノマスクもやっと届きました。届いたのは宮城県の緊急事態宣言が解除され、ホームセンターで品切れだったマスクが再び手頃な値段で手に入るようになった頃でした。使いやすいベツノマスクが手元にある中で、このアベノマスクを使うタイミングっていつだろう?? 政府はこんなんで260億円使っちゃったのかぁ…マスクが入手困難な時期であればありがたかったかもしれませんがねぇ。とりあえず第二波のときのためにありがたくしまっておきましょうか。
日本はどうしてこんなに対応の動きが遅い???
組織が悪いんでしょうか? 民主主義が衆愚政治に陥っているのでしょうか?
今度は特別定額給付金10万円がいつ口座に振り込まれるのか興味深いですが、対応が大変そうだから私の分は間違えないようゆっくり処理してもらっていいですから~。申請書に「あんまり急いでいないのでゆっくり処理しても怒らないです」みたいなチェック欄があったらチェックしたと思います。携わっている方々のご苦労にはホント頭が下がります。
コメント