玄関の鍵が開かない⁉ネコのようにしなやかに2階の窓から侵入し解決!

サスケ洗濯かご 日常のひとコマ
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きょうもサスケは大好きな洗濯かごに入ってご機嫌。ねぇ見て~見て~と、じゃれてアピールしています。

サスケ洗濯かご

 

そんな中、午前中に事件が発生しました。私の自宅の隣のおばちゃんが、困った顔をしてうちに飛び込んで来たのです。

玄関の鍵が壊れて家に入れないの~、庭いじりしていたから鍵は全部リビングにあるの~、どうしよう・・・

私がコロナ対策のマスクをしてからおばちゃんを助けようと隣のお家に行ってみると、どうやら玄関の鍵が壊れているというより、なぜだか内側から鍵がかかってしまっている様子。引き戸玄関はびくともしません。合鍵は離れた場所で仕事をしている娘さんが持っているのみ。娘さんに連絡してもすぐには鍵を持ってきてもらえないし、そもそも携帯電話もリビングなので電話番号がわからないとのこと。

どこか、窓の鍵が空いていて、家の中に入れるところはないですか?

たしか、2階の寝室の窓の鍵が開いているかもだけど…

なんと! これはイケるかも。

私は小学生の頃、友達とよく人の家の屋根にネコのように登って遊んでいる迷惑な悪ガキでした。田舎育ちですから。屋根から屋根へ飛び移ったりして通学したのもいい思い出?です。(今振り返ってみると、落ちたら大怪我じゃ済まないし、そもそも人の家の敷地に侵入したら犯罪?)

ルーフ・スカイウォーカー(屋根を歩く人)の血が騒ぎます。おばちゃんの家は大きな一軒家なので、とりあえずぐるりと一周見回ると、北側のコンクリート塀1m⇒倉庫の屋根2m⇒家の屋根3m⇒屋根を歩いて2階の窓へ のコースで行けるのでは?と検討開始。

しかし実際、倉庫の屋根2mに登ってみると、意外と家の屋根3mまで高さがあり、かつ家の屋根の幅が狭く傾斜がきついことがわかります。私は、身体能力が落ち気味の40代の自分を省みてやるかどうか少しためらい、冷静になるために一旦自宅にロードバイクのヘルメットを取りに帰りました。おばちゃんは「カギ屋さんを呼べば2万円ぐらいで解決してくれるようだ」と話しています。

すると騒動に気づいた同じ町内会の植木屋さんが長い自立式のハシゴを持ってきました。ああ、これなら!

雨どいが屋根を一周しているため直接屋根にかけることはできませんが、屋根の高さまでハシゴで登ることは可能です。すると植木屋さんは私に目を向け、

私にゃ無理だ、あんたが登れるか? 普段何か運動はしているのか?

(卓球…と出かかって)山登りをしていて、槍も剱も登っています。大丈夫です!

と答えたところ、植木屋さんは納得しました。

私はするするとハシゴを登り、傾斜のある屋根に乗り移ると、ネコのように屋根を伝ってお目当ての窓へ。窓の落下防止用の格子50㎝ほどが意外に高くて私の足が上がらず乗り越えるのに苦労しましたが、ボルダリングのように窓枠を利用して侵入に成功し、1階へ降りて内側から玄関の鍵を開けることに成功したのでした!

おばちゃんは大喜びだし、植木屋さんは私が槍、剱を登った経験があることを聞いて芸能人のように握手を求めてきました。私は久しぶりに屋根に登れて楽しかった!?

事件解決のポイント
・小学生のときにルーフ・スカイウォーカーであったこと。
・剱岳、槍ヶ岳に比べればハシゴも屋根も相手にならないこと。
・山登りにより3点支持や多少ボルダリングの技術があったこと。
・釣りでテトラポッドの上を飛び移れるバランス感覚を鍛えていたこと。

人生いろんな経験が役に立つものだと思いました。いろんな能力が試された事件でした。人の役に立ててうれしかったです。

事件の教訓
・合鍵を準備しておきましょう。
・苦手でも少しは近所づきあいをしましょう。
・いざというときのためにいろんな能力を鍛えましょう。
・いかなる時でもコロナ対策のマスクをしましょう。

自宅に戻ってベンガル部長。に報告すると、喜んでくれているようでした! でも部長ならハシゴがなくても簡単に屋根に登れると言っています。

ルーフ・スカイウォーカーは、また町内のどこかの家で鍵が壊れて呼ばれないかなぁ?などと本末転倒な妄想してみたり。

フォースとともにあらんことを!

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