まぶしー、ねみーんですよ。
灯りを消してくれませんかね
宮城県塩釜市の駅前にあるホルモン料理のお店「ひょうたん」はご存知でしょうか?
港町の雰囲気を味わいながら炭火でホルモンを食べられる「ひょうたん」は、地元の方のみならず仙台のファンも通う名店です。
ホルモン料理「ひょうたん」
塩釜と言えば、まず、鹽竈神社(しおがまじんじゃ)が思い浮かびます。
初詣では宮城県内人気トップ3(大崎八幡宮、竹駒神社、鹽竈神社)に挙げられる大きな神社で、春は桜の名所でもあります。
さて、仙石線の本塩釜駅前をてくてくと歩いてひょうたんに向かいます。
駅前からひょうたんまでの所要時間は徒歩3分といったところでしょうか。
そこで何気なしに駅前に大きな石灯籠がふたつ建っていることに気づきました。
こんなの前からあったっけ?と思って石灯籠に近づいてみると解説版が設置されていたので読んでみました。
駅に向かって右側の石灯籠は大正時代に鹽竈神社の国弊中社列格50年記念、左側は明治時代に昭和天皇ご即位記念として建立されたものとのこと。
調べてみると、国弊中社というのは国内神社の等級をさすいわば格付みたいなものだそうです。
格付制度は戦後廃止されたそうですが、この大灯籠は現在でも門前町の風情を醸し出すのに一役買っているようですね。
てくてく、お腹空いてきました。
すると…あ、あれ?
ない! ひょうたんがなくなっているぅ!
たしかこの場所なはずですが… ウロウロ、オロオロ
観光雑誌によく掲載されている寿司店「すし哲」があるので場所はここで間違いないのですが、なぜかひょうたんが更地になっている???
あるはずの場所にひょうたんがなくなっていたので少し動揺…
しかし、あんなに地元の方から愛されていた名店がなくなるはずがないということで、近くのコンビニやらそこらじゅうの人に聞き込みをしてみると、どうやら移転したとのこと。
聞き込み情報を頼りに探してみると…
以前ひょうたんがあった場所から徒歩数分離れた一角に入口発見!
間違いない、見覚えのあるこの脱力系看板‼
営業中と書いてある、良かった!
私のような非地元民にはルートがちょっとわかりづらかったです。
地元の方には不要かもしれませんが、移転前の場所に移転先までの案内図を掲げると良いのではないでしょうか。
工事がすぐ終わるから大丈夫ということなのかな?
ともあれ、なんとか無事にひょうたんの肉にありつけそうです。
ずいぶんとモダンな玄関になりましたね。
かつてのひょうたんの写真データが私のデジカメに残っていましたので、せっかくなので掲載しておきます。
旧ひょうたん(移転前をこう呼ぶことにしました)の玄関の写真はこちらです。
新ひょうたんに入店してみると、あれまぁ、なんということでしょう⤴
ずいぶんと小綺麗になったみたい☆
ちなみに、旧ひょうたんの店内の様子はこちら(笑)
新ひょうたんテーブル席もかつてのひょうたんとは思えない小綺麗さ!
新ひょうたんは、旧ひょうたんでは考えられない喫煙ルーム完備の分煙体制(笑)
メニューは大きく変更になっていないようで安心しました。お値段も良心的なままです。
ひょうたんでの私のお気に入りは、タン、ホルモン、レバー、ハツ。
個人的にはタンが一番好きです。たまにナンコツも良いですね。
好きなオイキムチとカクテキも。
七厘での炭火焼きスタイルは旧店舗と変わりなく。
熱や煙や炭火がパチパチとはぜる音など五感が刺激されていっそう味が良くなる気がします。
ひょうたん特製のタレも変わりなく美味しい。
肉のテイクアウトが可能ですが、その際はこのタレを多めに頂いて帰るのが必須です!
別の市販のタレではひょうたんの美味しさにはならない。そんな独特な美味しさ。
じゃあ、お先に失礼いたします、いただきますデス。
さいごに
ひょうたんの店員さんのお話では、2020年の5月に移転したとのことです。
このご時世で私もひきこもっていたので、そんなに前からおじゃましていなかったのですね。
私は旧ひょうたんの、炭火か隣の漁師さんのタバコか判別がつかない煙にまみれながら食べる、港町の雑踏の絶メシロード的な雰囲気をとても気に入っていました。
モダンな新ひょうたんにははじめ少し抵抗を感じましたが、変わらず美味しく、七厘炭火で焼いて食べるスタイルも健在で、慣れるに従って安心しました。
また食べにいきますよ\(^o^)/
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