万座温泉は上信越国立公園の大自然の中に位置し、真夏でも涼しい高原の風が吹く温泉リゾートです。
2023年は猛暑の夏、温暖化を通り越して沸騰化している昨今
こんな夏を乗り切るには避暑地に最適な万座温泉に逃げ込んでゆっくりするのが一番!
そして言わずもがな万座温泉は温泉力が全国でもトップレベルの質と量を誇り、私は何度も訪問しているお気に入り温泉地のひとつです!
上信越高原国立公園 万座温泉
アクセス 都内からの万座直行バス
私は宮城県仙台市在住なので、草津とか万座ってとても遠いんですよ
マイカーだと7時間ぐらいかかるし、電車だと乗り換えが何度かあって時間もちょっと…
今回は万座温泉ホテル日進舘が毎日運行している東京からの万座直行バスを利用させていただきました。
直行バスは都庁バスターミナルから朝9時ちょうどに発車し、15時前には万座温泉日進舘の玄関口に着きます。
復路 万座温泉日進舘 15時発 ⇒ 都内着 20時頃
万座直行バス利用ならなんらかの方法で東京まで出れば、あとは万座温泉まで道中おまかせでゆっくりできます。
費用もリーズナブル、とても便利。
万座までの道中2回休憩
1回目は関越自動車道の上里サービスエリア、2回目は浅間酒造観光センターでお昼休憩でした。
浅間酒造観光センターは群馬のお酒がたくさん並んでいます。
日進舘では2023年夏に、走る宣伝カー、ラッピングバスを導入しました!
車両後方には極楽湯!
これは高速道路で目立って良い宣伝になりますね~
バスを見かけたら「この秘境温泉はどこのもんじゃ?」とすぐに電話してしまいますよわ
万座温泉ホテル 日進舘
直行バスは予定通り15時前に万座温泉ホテル日進舘の玄関前へとうちゃこ~
おお~たしかに涼しい~こりゃいいわ~
都内出発する時、朝でも35℃近くあったのに、万座は20℃前後⁉
なんせ標高1,800mありますからね
鉛直方向の気温減率は0.65℃/100mとすると、単純計算でも都内より10℃以上は低くなるはず
この写真は日進舘さん提供のフリー素材なので人が写っていませんが、実際は盛大なお出迎えがあります笑
玄関わきにあるモニュメント「日本一の高地温泉」
ゆえに、気温も低いですが、空気も薄いんです。
私は山登りするので慣れていますが、はじめての方だと順応するまで息苦しくなることもあり、ビックリするかもしれませんね。
どれだけ山奥かというと、日進舘フリー素材空撮写真のとおり、こんな感じに山、山、山
もちろん近くにコンビニなどお店はありませんので
こちらの空撮写真には露天風呂「極楽湯」が写っています。
もう我慢できないのでさっそく温泉はいりましょうか。
コンビニはないけど温泉はあふれるくらいあります笑
極上の露天風呂「極楽湯」
極楽湯~ 文字どおりごくらく~
このロケーションがたまらないですよわ
先日もテレビ番組「帰れマンデー見っけ隊‼」(2023年9月25日放送)での最終目的地がこの極楽湯になっていて、サンドウィッチマンと石原良純さんが気持ち良さそうに入浴していましたね笑
大浴場「長寿の湯」
大浴場「長寿の湯」は圧巻の総天然木造湯小屋
私が日進館で一番好きな浴室は大浴場「長寿の湯」です。
写真真ん中の浴槽が源泉100%を注ぐ「姥湯」
日進舘のお湯の中でも私のイチ押しはこの姥湯!
硫黄濃度も香りも強めで温泉ムード満点
反面、湯ざわりがとてもやわらかくしっとり、温度は少しぬるめ設定
すぐとなりの通気口から高原のさわやかな風が入ることもあり、のぼせずにいつまでも浸かっていることができる
日本屈指の極上浴槽?(笑)ですよ‼
長寿の湯の中にある滝湯
温泉滝の落下で酸素がいいぐあいにお湯に溶け込んでお湯が活き活きしています。
湯量も豊富なのでお湯がすぐに入れ替わって新鮮なんです。
となりの真湯(これは温泉ではなく湧き水を沸かしたもの)の温度を低く設定(30度くらいか?)していることが多いので、温冷交互浴が気持ちいい!
万天の湯
そして別棟にある万天の湯
こちらは日進舘の中でも最高所にある浴室なので、ここが文字通り日本最高所の温泉ということになりますかね。
万天の湯は人が少ないときに外の景色を眺めながらゆっくり入りたいところです。
日進館の木造の浴室はどれも風情があります。
温泉パワーと大自然の景色と相まって最高の湯あみができます。
日進舘周辺の散策
万座温泉のエリアはそんなに広くはないので、その気さえあれば歩いて巡ることができます。
せっかくですから万座温泉観光協会に所属する温泉施設が大幅に割引になる湯めぐり手形を購入して、いろいろな温泉施設を巡りながら散策することをオススメします。
私は山歩き大好き人間ですから万座の坂道もなんのその、天気が良くて、山岳リゾートの雰囲気を満喫することができました。
散策コースの中でも、日進舘から10分程歩いたところにある万座しぜん情報館では、火山の成り立ちや生態系など様々な万座情報をお勉強することができます。
たとえば2018年1月の草津国際スキー場上部に位置する本白根山噴火に関する解説パネルがありました。
実は何を隠そう、この噴火は、私が万座温泉スキー場ですべっている最中の出来事でした。
なんか上空にヘリが飛んでいるなぁ、と思ったらヤフーニュース速報に噴火情報が出たのを覚えています。
そのときの噴火口まで万座温泉スキー場から直線距離で3㎞ほどしかないようであらためてびっくり!
ちなみに下記の写真は1985年(昭和60年)頃の万座温泉スキー場ゲレンデマップです。
1987年が万座がロケ地になった有名な映画「私をスキーに連れてって」(原田知世、三上博史)公開ですから、当時全盛期のゲレンデはかなり広かったんですね~
さてさて万座しぜん情報館では万座界隈のクマ出没情報も確認できます。
けっこうな頻度でクマが出没していますね~
万座では人的な被害情報を聞かないのは、地域をあげての警戒管理が徹底しているからなのでしょう。
日進舘の駐車場周辺でもクマが出没するたびに駐車場係の方が打ち上げ花火で追い払っていました。
なんとなくですが、北海道の危険なヒグマと比べると万座のツキノワグマは人を恐れて離れていくような習性を感じます。
万座しぜん情報館のとなりにある「空吹」の見学もはずせません。
空吹ではもうもうと噴煙をあげる壮大な大地の鼓動を見学することができます。
日進舘のカルチャーライブほか
日進舘では夜な夜なカルチャーライブと題して歌や演奏、ダンスなどの音楽ライブを開催しています。
宿泊客はこの音楽ライブを楽しみに来ている人も多く、日進館の人気の秘密のひとつです。
この日はジャズナイトで大盛り上がり!
サックス担当の市村さんは日進舘の元支配人というから驚き!
支配人を引退されてもライブには精力的に出演しているようです。
市村さんは御年80歳を超えるそうでこれまた驚き!
卓球愛好家の方には無料卓球台も1台完備です。
せっかくなので温泉前にひと汗ながしましょう!
さいごに
温泉、音楽カルチャー、美容、健康とお楽しみコンテンツ豊富な万座温泉ホテル日進舘
昨今の猛暑なら避暑地としてもこの上ない
冬なら目の前がゲレンデ!スキー三昧!(涼しくなるよう真冬に撮った写真をどうぞ笑)
何度訪問しても期待を裏切らない日本最高クラスの極上温泉リゾートです!
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