雨ばかりでつまらないわ!涼しいのはいいんだけど。
ラムちゃんは食事の時間が近くなるとキッチンをうろうろします。ごはんほしいの?と聞くと、ぷいっとそっぽを向きますが、ごはんを出すとバクバク食べます。ツンデレ娘め~
マイナポイントを申し込んでみました。政府は「スマホで簡単お手続」をうたっていますが、ちまたで噂になっているとおり、私も少し手こずりましたので参考までに私のケースをレポートします。何がすんなりいかないかって、まず全体の流れのイメージが湧かないのが問題かもしれません。
政府がマイナンバーカードとキャッシュレス決済の普及を目的に、9月から実施するキャンペーン。キャッシュレス決済を利用した場合に、購入額かチャージ額の25%、上限5,000円を付与する優遇策。7月からキャンペーン申込受付を開始している。
マイナポイントを申し込む前提として、少なくともマイナンバーカードが手元にあることと、PayPayなどのキャッシュレス決済を利用していることが必須ですので、そこまで進捗していない方はまずそこをクリアしてからになります。ちなみに私はマイナンバーカードは手元にあり、携帯電話の機種はiPhoneSE(第一世代)、PayPayアプリを買い物で利用しています。私が申込を進めるうえで、あれ?っと戸惑ったのは以下の5点です。申込の流れにそって説明します。
① iPhoneSE(第一世代)ではマイナンバーカードの読み取りができない
①ですが、マイナポイントアプリをスマホにダウンロードしてから、マイナポイントシステムに手持ちのマイナンバーカードを認識させる(読み込ませる)必要があるのですが、私のiPhoneSE(第一世代)では読み取りができない仕様になっています。できるのはiPhone7以降の機種、iPhoneSEなら第二世代という上位機種のスペックが必要であることがわからず、何度もトライ&エラーを繰り返してしまいました。「読み込みがうまくいかないので10回以上やって認識された」という話を聞いていたこともよくなかったかもしれません。
② 自宅のパソコンにはカードリーダーがない
②ですが、マイナンバーカードが読み込めない携帯電話端末の場合は、パソコンのカードリーダーから読むか、コンビニ端末から読み込むことになるのですが、私の自宅パソコンにはカードリーダーがありません。安いカードリーダーでも2,000円ぐらいしますし、購入するって選択肢はないかな。カードリーダーが自宅にある人って確定申告を電子申請している個人事業主とかかなり限られるんじゃないでしょうか?区役所には設置されているようですが、わざわざ今のご時世に三密をつくりに行きたいとは思いません。
③ ファミリーマートのコンビニ端末では受付できない(2020年7月4日時点)
③ですが、近所のファミリーマートの端末で操作しようとしたら、マイナポイント申込画面を探せなくて、結局ファミリーマートの店員さんを巻き込んで調べることになり、お手間を取らせてしまいました。結論、ファミマでは申し込みできないんですって。少し離れたセブンイレブンの端末で登録をすることになりました。
写真の黄色いマークをしたところからマイナンバーカードを読み込ませ、キャッシュレス決済事業者を選択する、という操作をセブンイレブンの端末で行いました。その際、携帯電話のPayPayアプリに表示されるID番号やパスワードを確認しながらの操作になるので、手元に準備が必要になります。また、手順終盤でマイナンバーカードの利用者電子証明書の暗証番号4桁の入力を求められるので忘れている方は注意が必要です。
④ コンビニ端末でPayPayを選択するときに、選択肢がふたつあり迷う
④ですが、PayPayの選択肢が上記の写真のようにふたつあるのでどちらをえらんでいいのか迷います。内容をよく読んで選びましょう。
⑤ コンビニ端末の操作が無事完了したことをその場で確認するすべがない
⑤ですが、最後に何かレシートでも出てくるのかと思いきや、何も出てこないので本当に完了したのか不安なままその場を立ち去らなければならないことです。(後から携帯のPayPayアプリのマイナポイントのボタンを選択すると「マイナポイント申込済です」との表示が出て、とりあえず安心しました)
セブンイレブン端末の操作自体は、タッチパネルの反応が随分遅いなぁという印象はあったものの、私はまずまず順調に完了させることができました。
以上のように、現状、つまづきポイント満載の申し込みシステムです。リテラシーの低い方や、小さい文字を素早く読むのが苦手な方、高齢者の方などには一連の作業を何事もなく完了させるのは至難の業と思います。少なくともかなりの時間を要しますし、うしろに人が並んでいる状態では焦って操作できないと思います。
政府のマイナポイント事業予算は4,000万人分あるそうで、マイナンバーカード保持者は約2,200万人。マイナンバーカードの発行自体に2カ月近くかかっているそうですので、すぐに予算を使い切る心配はなさそうです。マイナポイントに関するキャッシュレス決済事業者固有のプレミアム競争も始まったばかりなので、それが出揃う頃までマイナポイントの申込は保留して様子見をするのがいいのかもしれませんね。一度決めたら決済事業者の変更はできませんので。
個人的には、そもそもキャッシュレス決済推進であれば、6月末までの還元策をただ延長すればよく、マイナンバーカード普及については別の方法をとるべきかと思います。高齢者にやさしくないキャッシュレス決済と、マイナンバーというセキュリティの観点をはらんだ施策をいっぺんに紐づけてやろうとしても効果があるのかどうなんでしょうね。最大5,000円というインセンティブも足りない気がしますが、国民がどれだけ動くのか興味深いです。このキャンペーンでマイナンバーカードやキャッシュレス決済がどれだけ普及するか、嫌みではなく、制度終了後の効果測定の発表をみたいところです。特別定額給付金やら感染防止対策やらで忙しい中、またこんな大変なキャンペーンを運営しなければならない担当者の方のご苦労を考えると頭が下がります。
仙台市泉区でバズってる看板があるとの情報をキャッチしたので、マイナポイントの申し込みを終わらせた後、ドライブがてら見てきました。
あった、あった(^^)たしかにおもしれえな。
メディアには出てなかったけど、こっちの看板の方が表現がやわらかいか(^^;
ちなみに私はカラオケで星空のディスタンスを歌うことがあります。関係ないか。
せわしない人間世界とはうらはらに、泉ヶ岳はきょうもどっしりと構えていました。
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