前編で無事登頂を果たし、ご来光を拝むことができ、気が抜けた一行の命運やいかに⁈
富士山お鉢巡りに挑戦
神聖なご来光時間が終わり、山頂の山小屋でひと休み。
気温も5度あるかどうかなので寒くて、みんなでノンアルの暖かいものをすすり身体を温めました。
メンバー4人とも体力に余裕があるようなので、お鉢巡りに挑戦しようということになりました!
(私は頭痛が続いていましたが、体力には十分な余裕がありました。)
いや~、寝不足のアラフォーとは思えない士気の高さですね。まるで西遊記。
左が私です。どれが猪八戒と沙悟浄?
日が上がるにつれて気温がどんどん上がっていきます。
太陽の光ってあったか~いんだなというのを実感します。
少し歩くと富士山浅間神社奥宮に着きました。ここもディズニーランドの待ち行列のような人気です。
当然、日本一高いところにあるポストです。山頂ポストからハガキを出すと、消印に風景と日付が入り、記念になるということで人気のようです。
最高地点の剣ヶ峰を目指しましょう。
気象衛星の発達で廃止された富士山測候所。ドームは撤去されていますが、実物を見学できて感激です。
富士山測候所の側にある日本最高地点「富士山剣ヶ峰」に到着!
ここはおちゃらけ西遊記も真面目に記念撮影。
富士山の二等三角点がありましたので記念に撮っておこう。
お鉢巡りを続けるために再び歩き出すと、7月下旬にもかかわらず雪の壁が続いています。
風が止み、都会のような雑音もなく、なんだか現実世界じゃないような雰囲気です。
たぶん、すごい景色だ、とかなんとか言っている…脳内の酸素が足りなくて行動が少し変?
なかなか見られない、富士山の火口、お鉢の内側です。
富士山からの下りは、ザレ場を滑りながら3時間ぐらいであっという間に降りてきました。
しかし、プラス、途中の公衆トイレの待ちに1時間くらい(笑)
汗が冷えて凍え死ぬわ~
無事5合目に下山したころには、私の頭痛はすっかりおさまっていました。高山病は標高を下げると治るということを身をもって検証しました。逆に標高を下げない限り何をしても治りません。
5合目で帰りのバスを待っているときに、偶然、プロ登山家の野口健さんに会いました。
沙悟浄、おもしろがってTV中継に接近しすぎだってば。
仙台への帰路は打ち上げ
富士急の河口湖駅。
ローカルないい電車でした。駅弁を買って食べました。
大月からJR中央線。
大月駅前のお店でお土産に信玄餅を買いました。そしてスルメやら買い込んで電車で打ち上げ開始
新宿から大宮に出て東北新幹線。
大宮でさらに買い込んで、話もはずむ反省会(^^;
先輩、山小屋で女の子にちょっかい出しちゃだめですよ~我々もうおじさんなんだから~自覚しないと~とかなんとか言いながら。
仙台の自宅到着は日曜日の夜でした。
次の日、月曜日は普通に出勤し、オフィスでは何事もなかったかのように普段通りに仕事をしました。でも、頭の中は富士山登頂の充実感でいっぱいでした。
いい歳をしたアラフォー男子4名が、ケンカをすることもなく、事故に遭うこともなく、土日での富士山登山を成功することができたのは、それぞれの家族の理解があったからであり感謝しています。誘ってくれた友人にも感謝しています。
そして何より成功のポイントは、我々メンバーひとり一人の基本的な人間力の高さではないでしょうか?(どや顔)
おわり
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